化学泡消火器の放射のしくみは、「外筒のA剤」と「内筒のB剤」が、消火器本体を転倒させることにより化学反応して、そのときに発生する二酸化炭素の圧力により泡を放射します。
先日のオンライン講習で、「二酸化炭素消火器は高圧ガス保安法の適用を受ける」と解説しました。
ここで、「高圧ガス保安法の適用を受けるのであれば、重さは他の消火器より重いのでは?」という疑問がわいてきました。
そこで、二酸化炭素消火器と他の消火器の重さを比較してみました。
消火器の中には、“安全弁”の付いた消火器があります。
受講者の方から「“安全弁”と、消火器の他の部品である“安全栓”は、言葉が似ていて紛らわしい」という意見がありました。
そこで、安全弁について簡単に解説します。
ガス系消火器の塗色について問題形式で掲載しております。
ご覧になってください。
前回、「消火器の種類が多くて特徴が覚えられない」という意見に対して、「まず各消火器の外観の一覧表を作り特徴を書いてみよう」という記事を書きました。
消火器の外観を書いて各消火器の特徴をつかんだら、次は消火器の断面図の一覧表を作ってみます。
断面図に部品を書き込み、必要に応じて部品の役割を書くとよいです。
そして、「自分だけの消火器の断面の一覧表」を何度も見返すうちに、消火器の部品が覚えられるようになります。
ガソリンなどの油火災には、水(棒状、霧状)や強化液(棒状)を放射する消火器は使用できないとされています。
この「棒状」「霧状」とは、ノズルから放射される消火薬剤のパターンが「棒状になっているか?」「霧状になっているか?」ということです。
「消火器の種類が多くて特徴が覚えられない」という声を耳にします。
まず、各消火器の外観の一覧表を作り特徴を書いてみるとよいです。
最初は特徴の数が少なくても、勉強を進めていくうちに数が多くなります。
そして、「自分だけの消火器一覧表」を何度も見返すうちに、消火器の特徴が覚えられるようになります。
「消防設備士乙種6類オンライン授業」で、「化学泡消火器のA剤B剤の水溶液の作り方が文章では分からない」という意見がありましたので、図に示してみました。
参考にしてみてください。
消火器の問題について · 06日 10月 2021
二酸化炭素消火器における注意すべき問題を作成しておりますので、確認してください。
受講者の方から、「各消火器の放射」について教えてくださいというご要望がありました。
重要な箇所が含まれておりますので、詳細を解説します。