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電灯点滅回路

電灯点滅回路の複線図の書き方

「みのおか式消防設備士乙種6類通信講座」を受講され修了された方が、先日「やさしく入門複線図の書き方」のPDF購入されました。

 

消防設備士乙種6類の次は電気工事士2種の試験を受験される方が多いようです。

 

そこで、「やさしく入門複線図の書き方」のPDFからよく見られているページをピックアップしてみます。

 

今回は、電灯点滅回路の複線図の書き方です。

■ 片切スイッチを入切してランプを点滅させる回路

電灯点滅回路は、片切スイッチを入切して、ランプを点滅させる回路です。

 

以下、片切スイッチをスイッチ、と呼ぶことにします。

 

(図 6-1)の単線図は、スイッチ“イ” を入切してランプ“イ” を点滅させます。

 

 

スイッチ“イ”とランプ“イ”が対応していることに注目します。

■ 電気が通る道筋を考える

まず、(図 6-1)の単線図の電気が通る道筋を考えます。

 

道筋を電圧側から追っていくと次のようになります。

ランプの前にスイッチが来ます。 

 

ここで、電源→スイッチ→ランプを行きの線路 

 

 ランプ→電源を帰りの線路として、

 

電気が通る道筋を矢印で表すと、(図 6-4)のようになります。

※(注)使用電源は交流電源なので、周期的に電圧の正負が変化します。

 

電流が流れる方向も電圧の正負によって周期的に変化します。

 

ここでは正の状態(電圧側を出発点とした状態)において電気の通る道筋を考えています。

■ 複線図を書いてみよう

 

(図 6-4)の道筋をもとに複線図を書きます。

 

まず、電源、ランプレセプタクル、スイッチを配置します。(図 6-5)

ここで、片切スイッチを単線図→複線図に変換すると(図 6-6)のようになります。

次に、(図 6-4)の行きの線路①~④(電源 L→スイッチ→ランプ)を黒線で、帰りの線路⑤⑥(ランプ→電源N)を白線で書きます。

 

但し、③のスイッチのランプへ行く側の線は、②で黒線を使っているので白線になります。(図 6-7)

 

ここで、スイッチへ入る側は必ず黒線が来ることを覚えておいてください。

(図 6-7)で、ランプレセプタクルの結線は(図 6-8)のようになります。

 

受金側のネジに白線を結線し、反対側に黒線を結線します。

片切スイッチは、(図 6-9)のように固定極側、可動極側のどちら側に黒線を結線してもよいです。

ジョイントボックスを書けば、完成です。

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※ 商品に関する質問以外のご質問については、お答えできませんのでご了承ください。

■ 参考

電気工事士試験では、確認表示灯(パイロットランプ)という器具を使って、電灯点滅回路を作ることがあります。

 

確認表示灯は、電気の流れやスイッチの状態などを視覚的に確認するために使われる小型の電灯です。

 

確認表示灯には、常時点灯、同時点滅、異時点滅という3種類の点灯方式があります。

 

常時点灯とは、確認表示灯が常についている状態です。これは、電源が入っていることやスイッチがオンになっていることなどを示すために使われます。

 

同時点滅とは、確認表示灯が電灯と同じタイミングで点滅する状態です。これは、電気の流れやスイッチの動作などを確認するために使われます。

 

異時点滅とは、確認表示灯が電灯と逆のタイミングで点滅する状態です。これは、電気の流れやスイッチの動作などを警告するために使われます。

 

電灯点滅回路は、電気工事士試験では重要な回路です。

 

ぜひ理解しておいてください。