消火器の消火薬剤の種類は?
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■ 消火器の消火薬剤は「水、泡」「ガス」「粉末」
消防設備士乙種6類 試験の「消火器の構造、機能、整備」の科目では、最初に『消火器の適応火災』『消火器の消火薬剤』『消火器の消火方法』について勉強すると、全体が理解しやすくなります。
ここでは、『消火器の消火薬剤』についてお話します。
消火薬剤は、消火器本体の中に充てんされ使用します。
例えば、図に示す蓄圧式機械泡消火器は、消火器本体の中に機械泡薬剤が充てんされています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sabb9f093babf1a24/image/i0c1b5164853f28f8/version/1568107593/image.jpg)
消火薬剤は、大きく「水、泡」「ガス」「粉末」に分けられます。
「水、泡」は、化学泡、機械泡
「ガス」は、二酸化炭素
「粉末」は、リン酸塩類、炭酸水素塩類がよく出題されます。
なお、デパートや病院などでよく見かける「ABC粉末消火器」の成分はリン酸アンモニウムで、淡紅色に着色してあります。
普通火災(A火災)、油火災(B火災)、電気火災(C火災)に適応できるので、「ABC」という名前がついています。
なお、各消火器の適応火災については以下のページをごらんください。
![消防設備士乙種6類](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=925x10000:format=png/path/sabb9f093babf1a24/image/i460c31e34a83c2fa/version/1574797365/%E6%B6%88%E9%98%B2%E8%A8%AD%E5%82%99%E5%A3%AB%E4%B9%99%E7%A8%AE%EF%BC%96%E9%A1%9E.png)
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