高圧ガス保安法の定義

容器や配管が破裂する危険から守る
「高圧ガス保安法」とは、「高圧ガス」の取り扱いについて定めた法律をいいます。
ここで「高圧ガス」とは、ガスに高い圧力をかけて体積を小さくしたものです。
この「高圧ガス」を配管で送るとき、「ガス自身の圧力」で送るため、ガスを移送する装置は必要ありません。
しかし「高圧ガス」の圧力が容器や配管にかかるので、「容器や配管が破裂する」という危険があります。
このような危険から守るために定められた法律が、高圧ガス保安法です。

高圧ガス容器の塗色
高圧ガス容器の塗色は、高圧ガスの種類によって違います。
主なものは、以下の表のようになっています。
高圧ガスの種類 | 容器の塗色 |
酸素ガス | 黒色 |
水素ガス | 赤色 |
炭酸ガス | 緑色 |
アンモニアガス | 白色 |
塩素ガス | 黄色 |
アセチレンガス | 褐色(茶色) |
その他のガス | ねずみ色 |